声優目指したら鬱(?)が悪化して入院した話 1

こんにちは。ねこしろーです。


私は元々自信がなく、うつ気味な子供でした。

原因は家庭環境。
私の母は子供を褒めるのが苦手らしく、他人の子供と私を比べては「あなたはコレもアレもできない。いつも変な事ばかり話す」と毎日の様に言われてきました。

そのおかげで、小学生の私は自信がなく自己肯定感が低いため、自分の意見を話せない子供になっていました。

常に、私の言葉は正しいのか間違っているのか考えながら話しているので、いつもオドオドしていて
人前で発表する時などは絶対に泣いてしまいます。

小学校中学年になる頃には「声質」でもいじめられるようになり、自分の声もコンプレックスになり、ますます自信を失っていきました。


中学生になっても人間関係が上手くいかず入学した学校から少し離れた小中一貫校に転校する事になりました。

そこで、私が自信を持つキッカケとなる出来事が起こります。

それは、特別支援学級の生徒に絵本の読み聞かせをすると言うもの。
転校はしたものの、教室に行けない私を見かねて
保健の先生が提案してくれたのです。

この読み聞かせが大変な評判で、読み終わると必ず
「聞きやすかった」
「わかりやすかった」
「声が可愛かった」
など、感想をもらう事ができました。

この事で自分の声に少しだけ自信を持つ事ができた私は声優になりたいと思うようになりました。

母には声優になる夢を反対されましたが、父の協力もあり、高校から演技の勉強ができる学校に入学し専門学校にも通う事が出来ました。
高校時代は何の問題もなく、だんだんと人前に立つ事にも慣れ専門学校でも頑張ろう!
と意気込んでいたのですが……

専門学校でメンタルを病む日々が続くのです。



長くなってしまったので
次回へ続きます。