声優目指したら鬱(?)が悪化して入院した話 2

こんにちは。ねこしろーです。

前回の続きの続きです。




高校を卒業して、声優専門学校に入った私は
再び自分の声に悩まされる事になりました。


それは一年目の滑舌の授業の事

毎回「声が高い!」と指摘をされていました。
その理由が驚きで
私の身長が158センチだったから……

その授業の講師いわく、
身長が高いのに、声が高いのはあり得ない
もっと低い声の筈だ
との事でした。

その授業では、声が高いと注意を受けるので
毎日喉声を使っていました。
他にも、顎関節症だった私は大口を開ける事ができず
事情を説明しても、その講師にだけ理解してもらえないので何度も怒られたりしていました。
(当時、男子生徒の中にも顎関節症の人がいたのですが、
彼は事情を説明したら無理しなくていいと指示をもらっていた)


しかも、声が高いと指摘されるのは、滑舌の授業でだけ
「私は声が低いんだ…」と思い、他の事業でも低めの声を使っていると
講師に「なんで声を作ってるんだ?さっき話した時は声高かっただろう。変えなくていいんだよ」
と言われたり……

そんな学校生活を送って行くうちに、
「自分の本当の声」と言うものが分からなくなり、疑心暗鬼になっていきました。


専門学校に在学中は
滑舌の授業に出るのがストレスで倒れたり
今思えば少し鬱気味のだったのかな?
と感じるレベルに心がボロボロで精神科のクリニックに通ったりしました。

とは言っても、演技をすること研究することは大好きだったので、どうにか卒業し 声優事務所の養成所に入る事ができました!

やっと、解放される!と思ったのですが
養成所にも敵が潜んでいたのです。


続く